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2014年10月30日木曜日

筑波山クレイモデルとミニプロジェクションマッピング (つくば産業フェア報告)

さて、10月25日、26日につくばカピオで行われた産業フェアが無事終了しました。

当日は「筑波山を作ってみよう」を合言葉に、クレイモデル工作を行いましたが、お蔭様で2日間で400人近い方々にお越しいただき、用意していた材料が予備も含めて全て無くなるという嬉しい悲鳴を上げる結果となりました。

49mm角のミニ筑波山については昨年末より開発を開始し、こちらこちらでご紹介しております。
今回はさらに精度を上げ、等高線1段あたり約0.04 mmで造型してみました。

この模型からシリコンで作ったキャストにプラスチック粘土を押し付けることで簡単に筑波山の模型を作ることができます。完成した模型にプロジェクションマッピングも行い、なかなか好評でした。

極小サイズのプロジェクションマッピング。
筑波山の地質図を投影。






















左から原型、キャスト、粘土によるレプリカ。
模型の大きさは49mm四方、縮尺1/24,000、
鉛直方向強調倍率約1.94倍。







2014年10月19日日曜日

ラヂオつくば公開授業「化石・地質学の世界を3Dで見てみよう ――博物館・研究施設における、三次元造型技術ーー」

今年もつくばコミュニティ放送株式会社(ラヂオつくば)で毎年行われている公開授業「サイエンスQ」で講演することになりました。

予定日は明日10月21日、場所はつくばみらい市伊那中学校です。総勢95名の生徒さんが対象です。
前回の授業では地質・古生物学の一般的な講義ののち、それらの3D化について簡単な説明を行いましたが、今回の授業では3D化の部分をより膨らませた内容にしたいと考えています。

大英博物館などで行われている模式標本のデータ配信や、それらを用いた化石観察の方法についても時間の許す限り、解説します。

いずれにしても、ただしゃべるのではなく、標本を触って楽しめる実践的な授業内容にしたいと考えています。授業の様子は、後日ラヂオつくばで放送される予定です。

とりあえず、授業で使用予定の、三葉虫3Dデータの写真をご覧ください。
それでは。





2014年10月13日月曜日

イベントお知らせ: つくば市産業フェア「筑波山クレイモデル」 工作コーナー

1/240,000スケール筑波山モデル
鉛直方向強調倍率1.94倍

既にTXつくば駅をはじめ、各所にポスターが貼られているのでご存知の方も多いかと思いますが、10月の25(土)・26日(日)につくば市カピオで「つくば市産業フェア」が開催されます。

産総研からはアザラシ型ロボット「パロ」、床下探査ロボット「DIR-3」、そして地質標本館からは下記の出展を行います。

1.工作コーナー(5cm角の精密な筑波山クレイモデル)
2.プロジェクションマッピング型の筑波山地質模型

今回の最大のウリは、筑波山のレプリカを皆さんの手で作って頂けることです!
筑波山山頂を中心とした12km四方の地域を1/240,000縮尺で造型したものですが、この大きさでも筑波台地の形がはっきりと見えます。
精密造型の世界を一緒に楽しみましょう。
会場でお待ちしています。



産業フェアチラシ(pdf)


2014年10月8日水曜日

【お知らせ】 OYOフェア2014 at 秋葉原

明日10月9日より2日間、秋葉原UDXにて応用地質株式会社の展示会「OYOフェア2014」が開催されます。
「社会に潜むリスクの"見える化"」をテーマに、「長周期地震動」と「三次元地質解析」を重点的なテーマとした様々なセミナーや展示が行われます。
私は東京都の地形および地下構造をテーマとしたプロジェクションマッピング展示に協力させていただきました。東京オリンピックを控え、首都の地質構造を改めて見直す絶好の機械かと思います。

http://www.oyo.co.jp/oyofair2014/menu4.html
皆様ぜひよろしくお願いいたします。



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