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2012年3月27日火曜日

母校来たる

福井県立藤島高校、武生高校の皆さんが、スーパーサイエンスハイスクールの研修の一環として標本館の見学に来て下さいました。藤島高校は私の母校ではないのですが、私の母の母校であり、また私の通っていた高志高校と同じ学校群だったので広義では我が母校と言えなくもない?高校です(ちょっと無理があるかな)。加えて武生高校も私の父の母校であり、両校とも非常に自分と縁が深い学校であるわけです。

嬉しくて思わず案内を担当させて頂きました。最近は学内に地震計を設置して観測などもやっているそうで、相変わらず福井の教育レベルは高いなーと感心した次第です。
http://www.fujishima-h.ed.jp/
http://www.takefu-h.ed.jp/risuuka/risuuka-ssh-top.html

2012年3月5日月曜日

「巨大筑波山モデルを作る」-その2- (2010年09月08日の日記を再録)



筑波大学学園祭で展示される巨大筑波山の製作過程を追った、シリーズ「巨大筑波山モデルを作る」、その第2回です(第1回は6月4日の日記をご参照ください)。学園祭まで今日で1ヶ月を切りましたので、そろそろ情報を小出しにして行こうと思います。

さて、第1回を書いてからはや3ヶ月が経ちました。
その間、学生さんたちと何度もメールのやり取りをして、モデルスケールや制作範囲、投影するデータなどについて話し合いました。

当初の予定では約一畳分(900mmx1800mm)のものを造形する予定でしたが、主に展示会場の広さ等の物理的制約により、2割ほど縮小しました(この辺りの事情は展示が始まってからお話しようかと思います)。

まぁ今日はとりあえず、切削を終えたばかりの三次元モデルをご覧下さい。
300mmx300mmのスタイロフォームブロックを、計12枚切削しました。
筑波山はいわゆる双耳峰と呼ばれる地形を呈し、二つのピークを持っているため、この部分を造形するのに技術的な苦労が色々とありました。
しかし削り終わったモデルを並べてみると、なかなかの迫力です。
これから四隅のバリを3次元プロッタのマニュアル操作で削り取り、一部をスタイロフォームの端材で補強していきます。

「巨大筑波山モデルを作る」-その1- (2010年06月04日の日記を再録)



*2012年2月26日までつくばエキスポセンターにて公開しておりました巨大筑波山立体模型のについてのお問い合わせを頂いていますので、その製作過程を記した当時の日記をアップします。この模型は本来、2010年の筑波大学学園祭での公開用に作成したもので、製作は同年の6月より開始しました。以下、詳細。
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まだ詳細は明かせませんが、ジオネットワーク筑波および筑波大学とのコラボ企画で、筑波山の巨大三次元モデルを下地とした、巨大ジオラマを作成する事になりました。10月の学園祭で公開予定です。手順としては私がまず三次元プロッタで巨大三次元モデルを作成し、その上に先生や学生さんたちが種々の筑波山にまつわる研究成果をジオラマ形式でデコレートしていく形になる…らしいです。まだ企画段階なのでよく分かりません。

今回挑戦するのは畳2畳分にもなる巨大なモデルです。
これまで作成した中で最大のものが30x30cmでしたので、今回のものはケタ外れです。まぁ学園祭企画なんですから、人目を引くにはそれぐらいのサイズが必要でしょう。

しかしそれなりの予算と人手を掛ける企画なので失敗は許されません。そこで、まず検討用模型として図のような30x22cmの縮小版を作成しました(縮尺、モデリング範囲はまだヒミツ)。そして今週の火曜日には本企画の幹部会議なるものが筑波大学で行われてたので、この縮尺モデルを携えて参加して来ましたよ。結果は大好評で、先生や学生さんたちにも3Dモデルの実態を掴めて頂いたようで良かったです。

幹部会の後は飲み会でしたが、やっぱり二十歳の人たちと飲むと勢いがあって良いですな。企画の中心になっている学生さん達というだけあって熱意も人一倍あり、非常に充実した話を交わす事が出来ました。

予断ですが、幹部会が行われた場所は私が博士研究の発表練習を幾度と無く繰り返した部屋でもありました。毎日のようにボコボコにされた思い出が鮮やかに蘇りましたですよ。

何はともあれ、企画はまだ始まったばかりです。
これから4ヶ月の間、これがどのように結実していくのかを問題の無い範囲で書いて行こうかと思っています。

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