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2015年12月8日火曜日

筑波山の大型模型展示 (つくばエキスポセンター)

つくばエキスポセンターで行われている特別展「筑波山地域の「土」と「水」を知る」に、120 cm x 80cmの大型模型を出展しました。

この特別展示は筑波山周辺の自然環境と産業とのかかわりをテーマに、茨城県窯業指導所や筑波大学辻村研究室の研究内容を紹介するものです。これらの可視化手段として、模型をご活用いただきました。開催期間は2015年12月5日(土)~2016年2月28日(日)です。
この期間中、どんどん模型をバージョンアップさせる予定ですのでご期待下さい。

模型、5年前に筑波大学で展示するために造型したもので、大型モデルとしては最初に作ったものです。
今回、INQUA展示用に開発した大型投影用フレームと、つくばエキスポセンターからお借りした高輝度プロジェクターを用いて、5年前よりも高詳細なプロジェクションマッピングを行いました。
また新しい試みとして、タブレットデバイスを利用した操作盤で、ユーザーがプロジェクションマッピングを操作できる仕様となっています。


シームレス地質図のプロジェクション1(南南西から)


シームレス地質図のプロジェクション2(南南西からの)


DEMより生成した等高線および河川図のプロジェクション

2015年11月19日木曜日

出演:「地図ナイト12/超現実地図を愉しむ夕べ」 at 東京カルチャーカルチャー

G空間EXPO最終日の夜には、下記イベントに出演します。
主催は日本地図センターの小林政能さんです。
「日本で唯一、地図を見ながらお酒が飲めるイベント!?」とのこと。まだ席に余裕があるそうなので、皆さんこの機会にぜひどうぞ。
リアルとバーチャルを融合した次世代型地図を使ったパフォーマンスを行います。


『G空間Expo』の最終日に超豪華メンバー達が、そのまま「地図ナイト」になだれ込みます。
この夜しか実現できない奇跡のスペシャル企画。
あのマップ・デジタル・アーカイブやスリバチ学会、今話題のプロジェクションマッピング等々のオールスターが、ここでしか発表できないあまりに面白い新たな超現実地図ネタを大放出!

http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_151031205053_1.htm
 日時:11月28日(日) OPEN 17:30、START 18:00、End 20:30(予定)
 会場:東京カルチャーカルチャー(東京都江東区青海1丁目3-11 Zepp Tokyo2F)
 チケット:前売チャージ券2700円・『地図記号500』付!、当日500円増






2015年11月18日水曜日

G空間EXPO2015出展のお知らせ

今年もG空間EXPOの季節がやってまいりました。
私は28日に行われるGeoエデュケーションプログラム
「学校における未来のG空間情報教育」に出展します(太田弘先生、ありがとうございます!)。

可搬型の大型模型システムを展示しますので、ぜひご覧ください。
((株)ニシムラ精密地形模型さんの製作、投影フレーム部分の設計を芝原が担当しました)。


動画:新潮講座当日の様子

今回の新潮講座スペシャルでは、講演の前後に模型の撮影+観察タイムを設けました。
そのときのプロジェクションの様子です。
版権的に問題ない画像だけをピックアップして投影しました。

アカデミックかつ動きの感じられる画がほしい、とのご要望に答え、
レーザースキャナをイメージした赤線が模型上を走査した後に、等高線図や地形段彩図が切り替わる構成にしてみました。

video

おかげ様で皆様に大好評でしたので、次の講座でも同じような画像を流そうかと思います。



2015年11月17日火曜日

無事終了しました: 新潮講座 「プロジェクションマッピングで知る・楽しむ 東京100万年歴史地形散歩」

11月13日に行われた新潮講座スペシャルは無事終了しました。
最終的に80人を超える方々にお越しいただき、立ち見が出るほどの大盛況でした。

皆様の熱気と歓声で教室がとても熱くなり、私もたいへんな刺激を受けました。
講演の前後には自由観察時間を設け、間近で模型を観察していただいたり、自由な質問・議論をしていただくなど、まさに双方向のサイエンストークとなりました。

スリバチ学会会長の皆川様、ライターの荻窪様、本講演を企画してくださった新潮社の柳山様、そして何よりも、会場にお越しいただいた皆様の温かいサポートがなければ実現不可能なことでした。改めて、厚く御礼申し上げます。

すでに第二弾、第三弾の企画も生まれております。
ぜひ末永く続くシリーズにしていきたいと思います。
本当に有難うございました。

台地側から見た模型(180cm四方、1/16666スケール)


2015年10月14日水曜日

【 新潮講座スペシャル】  プロジェクションマッピングで知る・楽しむ 東京100万年歴史地形散歩

新潮講座で東京都の化石と、地形模型のプロジェクションマッピングを用いた講演を行います。


【新潮講座スペシャル】
プロジェクションマッピングで知る・楽しむ 東京100万年歴史地形散歩

芝原曉彦(古生物学者・3D造形技術者)
皆川典久(東京スリバチ学会会長)
荻窪圭(古道研究家)

隆起? 海進? 堆積? 文章で読んだだけではもちろんのこと、図版などを見てもなかなか頭に入ってこないのが「地形の変遷」。でもプロジェクションマッピングなら大丈夫。大きな時間の流れの中で東京がどのように変化し、その影響を受け人間がどのような歴史を営んできたかが一目でわかります。教室には最新の3Dテクノロジーで作成した専用大型立体模型を設置。気鋭の古生物学者にして3D造形技術者の芝原さん、そして野外講座で人気の皆川さん、荻窪さんの解説とともに100万年のバーチャル散歩に出かけましょう! 最先端の技術に触れ、最新の知識を学ぶ、文字通りの立体講座です!


2015年9月7日月曜日

地質学会(9月11日~9月13日)、セッションハイライトとして発表いたします



9月12日、長野大学で行われる地質学会全国大会にて、下記内容で発表いたします。

タイトル:T4-P-2 積層型の立体造形物と 3Dプロジェクション マッピングを用いた, 地質情報の可視化およびアウトリーチ手法の現状
発表者:芝原 暁彦・木村 克己・西山 昭一

たいへん光栄なことに、セッションハイライトとして取り上げていただきました。
これを機会に、もっと多くの方々に3D造型の魅力について知っていただければ幸いです。

また同期間中、「地質情報展 2015 ながの   知っていますか信濃の大地」が長野市生涯学習センター(TOiGO WEST 4F)で開催されます。
こちらには、毎年恒例となりました砂絵教材と、プロジェクションマッピング模型を出展します。
今回のテーマは焼岳です。

皆様、ぜひお出かけ下さい。




2015年8月22日土曜日

国立科学博物館での研修が終わりました

7月半ば~8月末の間、国立科学博物館でサイエンスコミュニケーター(SC1)の研修を受けてまいりました。
サイエンスライティングやディスカバリートークの手法などをみっちり学べる良い経験をさせて頂きました。
講師の先生方も非常に多彩で、サイエンスライターや研究者、パフォーマーの方など、様々な分野の第一線で活躍しておられる方々のお話はたいへん参考になりました。

研修の間に子供が生まれるなどして色々と七転八倒しておりましたが、皆様に応援していただいたおかげでなんとか修了にこぎつけました。

ありがとうございました。

2015年8月12日水曜日

息子が誕生しました

8月11日、待望の第一子が誕生しました。3332グラムの元気な男の子です。
妻はこの10ヶ月間本当によく頑張ってくれました。

生まれるまでの過程をずっとエコー画像で見てきました。
最初は小指の先ほどもなかった我が子がどんどん大きくなり、懸命に成長しようとする様子は感動的でした。
新たな世代を生み出すこと、すなわち自分が進化の系統樹の一部となった実感が沸きました。本当に嬉しく思います。


今は毎日息子を風呂に入れ、オムツを替える作業を楽しんでいます。

2015年7月29日水曜日

地図ナイト at お台場東京カルチャーカルチャー

7月19日におこなわれた「地図ナイト11」に参加してきました。
日本地図センターの小林政能さんにお誘いいただき、プロジェクションマッピング模型を使ったお話をさせていただきました。

今回作成した模型はNHK「凹凸探検で謎解き 裸にしたいTOKYO」に出展したものと同じ範囲(1/100,000)ですが、造型精度を従来比で1.6倍向上させました。
この精度で造型すると、下末吉面と武蔵野面の違いもくっきり浮かび上がります。



会場では漫画家の江川達也先生、地図研究科の今尾恵介先生、古道研究家の荻窪圭先生、谷口 榮先生が登壇されており、東京の古地形に関するハイレベルなトークが展開されていました。


小林さんによれば、「日本で唯一、地図を見ながらお酒が飲めるイベント」だそうです。
当日の様子はfacebook公式ページでご覧ください。

https://www.facebook.com/ChizuNight

2015年7月1日水曜日

古生物学会2015参加報告



先週末は、つくばで行われた日本古生物学会に参加しました。
今回、私は諸事情によりファーストでの発表はありませんでしたが、多くの方々と模型システムの応用についてお話することができて、たいへん有意義な会となりました。
1年以内には、模型システムによる調査現場の可視化などを行い、次の総会で発表したいと考えています。

また今回、セカンドオーサーとして下記の発表にも関わりました。

ハメリンプールの潮間帯におけるストロマトライトの形状変化
伊津野郡平・芝原暁彦・青木正博

発表者の伊津野さんは、かの浜田隆士先生に師事した、ストロマトライトの専門家です。
浜田先生には私も幼少時にたいへんお世話になっており、こうした形で先生とご縁のある方にお会いできるのは、とても嬉しいことです。

伊津野さんは大手光学機器メーカーに勤務されていたその技術力を生かし、模型ヘリコプターに自作の撮影システムを搭載して、ハメリンプール沿岸に分布するストロマトライトの低空撮影を行い、精密な画像アーカイブを作り上げておられます。
今回、私はGISを使用して、これら空中写真の画像解析を行うという形で関わらせていただきました。

いまでこそドローンを用いた空中撮影や調査技術などが学会で議論されはじめていますが、それよりも遥かに先行して、こうした研究を行っておられるのは素晴らしいことです。ぜひ今後もご一緒させていただければと思っています。

ところで来年の古生物学会は私の故郷、福井での開催となります。会場は福井県立大学の予定です。皆様に驚いていただけるネタを用意しますので、ご期待ください。

*「週刊化石少年」と銘打っていながら、古生物学会について書くのは今回が初めてでした・・・反省。


2015年6月29日月曜日

ニコニコ学会β 「第一回つくば横の会」参加報告

「ニコニコ研究会は、従来から研究を推進してきたアカデミアとビジネスに加え、ユーザーの参加による研究の世界を構築しようというものです。」

先週金曜の夜に開催された、ニコニコ学会β「第一回つくば横の会」に参加してきました。
この研究会は、分野や立場を問わず、様々な研究者の横の連携と、科学コミュニケーションに関して議論するものです。

研究機関に属している方、自分で事業を立ち上げられた方、広報やリサーチ・アドミニストレーションを行う方々など、本当に多種多様な方々とお話しすることができて、大きな刺激を受けました。

21時から開催されたレセプションでは、しれっと模型システムのパフォーマンスもやってしまいました。たいへんお騒がせしましたことを、お詫び申し上げます m(_ _)m

また次回も参加したいと思います。


「第一回つくば横の会」公式サイト



2015年6月28日日曜日

スリバチ学会でHiRP模型のパフォーマンスをさせていただきました

先日行われたスリバチ学会+高低差学会のイベントで、東京の模型を使った3分間パフォーマンスをさせていただきました。

NHK・BSプレミアムの準備段階で検討用に作ったプロトタイプですが、30cm四方で持ち運びに便利なので、その後も使用しています。

投影したもの画像はシームレス地質図や50k地形図、自前で作った海進・海退のシミュレーションなどです。

とても楽しい会で、地図とお酒があれば何時間でも語れるという方々ばかりでした。
改めて当学会のレベルの高さがわかりました。
お声掛けいただきました会長の皆川様に改めて御礼申し上げます。

当日の写真を、スリバチ学会の亀谷 彰様が撮影してくださいましたので、ご本人のお許しをいただいてこちらに引用いたします。亀谷様、有難うございました。

当日の熱気が伝わってくる写真ですね。

パフォーマンスタイトル:「1分でざっくり!東京の12万年」
古東京湾の広がり(撮影:亀谷 彰様)

投影に使用した段彩図(大人の事情により低解像度版)
海進1
海進2
海進3


2015年5月27日水曜日

SPAR2015 (三次元計測フォーラム)で発表します

6月3日、4日に川崎市産業振興会館 で行われる第11回SPAR2015J 3次元計測フォーラムに参加することになりました。

私は3日夜のイブニングフォーラムで発表します。
テーマは都市部の地質模型と活用方法についてです。NHKに出展した番組や、昨年カンボジアで行った地図授業、つくば市周辺の地形の立体化と、そのメリットについてお話したいと思っています。

UAVを用いた地形計測の活用フォーラムなどもあり、楽しみです。
以上、最近ブログを放置ぎみでしたので、生存報告でした(苦笑)。




2015年4月20日月曜日

再々放送のお知らせ:凸凹探検で謎解き!裸にしたいTOKYO

またまた本番組についてのお知らせです。
おかげさまで1月31日の再放送でも極めて高い視聴率をマークしたそうで、何と再・再放送が決定いたしました。
素晴らしいですね。

ぜひ第2弾、第3弾とシリーズ化していって欲しいなと感じております。
提供できるネタは沢山ありますので~(大きな声で独り言)

4月28日(火)16:30 ~ 17:59の放送です。未見の方はこの機会にぜひ。

ドキュメンタリージャパン公式サイト




2015年4月14日火曜日

地図学会に論文が2本掲載されました


下記論文が2本、掲載されました。取り急ぎご報告します。
これまでの模型開発と、NHKでの利用に至るまでの経緯を論文化できたことは大きな喜びです。

今回の論文では写真を出来るだけ多く掲載し、模型の様子が伝わるよう心がけてみました。
地図学会誌はカラーチャージが無料(!)という素晴らしい特典があるので、こういう時に大変助かります。

  • 芝原暁彦・木村 克己・西山 昭一,2015.積層型精密立体地質模型:3D造型とプロジェクションマッピングを用いた地下構造の新規可視化法とその応用.日本地図学会誌「地図」53, no.1, p.36-46.
  • 芝原暁彦・今尾恵介・大道寺 覚・柚口三奈子・酒井 克・小林弘幸,2015.精密立体地質模型と各種メディアとの連動による地形・地質情報の可視化と情報発信.日本地図学会誌「地図」53, no.1, p.47-56.


2015年4月1日水曜日

化石観察入門サプリメントその3:クマにラジオは有効か?

 今回はガラリと話題を変えて、国内の化石調査について語ってみたいと思います。
化石観察入門の15ページで、野生動物に関するリスクについて少し書きましたが、このテーマをもう少し掘り下げたいと思います。

 本の中では「クマやイノシシ、サルなどの大型動物はもちろん、スズメバチなどの昆虫、そして最近では感染症を引き起こすマダニなどの被害も報告されています」と書きましたが、これらはほぼ全て私自身がフィールド調査中に襲われた動物について列挙したものです(余り褒められた話ではありませんが…)。

 さすがに北海道を調査する時は万全の対策を取りますのでヒグマに襲われた経験はありませんが、本州を調査している時はふとした気の緩みからツキノワグマに襲われたことがありました。

 1999年の晩秋、富山県の有峰湖で地質調査をしていた時、尾根を回りこむ山道の突端部分で2匹の小熊を連れたツキノワグマに遭遇し、否応なしに攻撃を受けたのです。
有峰地域の一部は中部山岳国立公園に含まれるため野生動物にとっては環境が良いことから、非常に体格の良いツキノワグマが何匹も生活していました。彼らと一日に一回は遭遇する日々が続いていましたが、攻撃を受けたのはこの一回きりでした。

 その日もリュックに括り付けたラジオを最大音量で流し、熊鈴なども鳴らしていましたが、山の中では沢音や風音などが思いのほか大きく、これらの音もかき消されがちでした。
(野生動物は聴覚が優れているだろうから、人間に聞こえなくともこれらの音を察知してくれるのでは?という考えも希望的観測に過ぎなかったようです)。

 そして新ノ又谷と呼ばれる谷の南側に位置する尾根に差し掛かったころ、目の前を2、3匹の子犬のような生き物がコロコロと走り去っていくのが見えました。小熊の近くには必ず母熊がいるはずであり、一瞬「あっ・・・ヤバい!」という考えが頭の中に浮かびましたが既に手遅れで、10mほど先の藪の中から母熊が唸り声を上げて立ち上がり、私めがけて猛然と突進してきました。ツキノワグマですので体格はそれほど大きくなく、せいぜいセントバーナードを一回りほど小さくした程度だったと記憶しています。しかし筋骨隆々の母熊が子供を守ろうと必死で突撃してくる迫力は凄まじいもので、私は装備を投げ出して逃げ出す事しかできませんでした(通常、熊と遭遇した場合は視線をそらさず徐々に後退するのが定石と言われますが、そうした余裕はありませんでした)。

 湖へと転がるように逃げ、後ろを振り返ったところ、母熊が攻撃をやめて引き返して行くのが見えました。まぁ熊が本気で攻撃してきたら人間など逃げ切れるはずがないので、見逃してくれたという事でしょうか(苦笑)。這う這うの体でキャンプ地へ戻って防寒具を脱いだら、背中部分がざっくりと切り裂かれて綿がはみ出ており、二度肝を冷やしたのも今となっては思い出深い出来事です。


 晩秋は熊の活動が活発化する時期であり、こうした季節に熊の生息地で調査することは決して推奨されるものではありません。しかし仕事上やむを得ずそうした地域に入る場合は、普段以上の警戒が必要だという事を思い知りました。

 熊鈴やラジオも決して役に立たないという訳では無いので、出来る限り使用すべきだと考えます。また沢音が激しい場所や、尾根の突端など野生動物との突発的な遭遇が予想される場所ではクラッカーなどを使用して大きな音を立てるなどの工夫が必要かもしれません。

 いずれにしても恐ろしい出来事でした。皆様が同じ目に合わないよう、苦い過去の記録としてここに懺悔します。サル・スズメバチ・マダニの被害に関してはまた別の機会に…。

2015年3月23日月曜日

広尾学園スーパーアカデミア2015で講演を行いました

http://www.hiroogakuen.ed.jp/info/career-superacademia2015.html


今年も広尾学園スーパーアカデミアでお話させて頂きました。
スーパーアカデミアとは、同学園の公式サイトによれば

「 2015年3月21日(土)「スーパーアカデミア 最先端と最前線の超一級講座」は広尾学園が行ってきたキャリア教育の総決算となります。この日は日本全国から、21世紀の最先端を究めようとする科学者、最前線で活躍するジャーナリストなど、日本の現在と未来を支える方々が広尾学園に結集します。」 

という趣旨のイベントで、その名の通り非常にハイレベルな講義が数多く行われます。こうした素晴らしい場に今年も招いて頂き、本当に嬉しく思いました。

今年は東京の精密地質模型を観察してもらいながら、最終氷期から縄文海進にかけての地形形成や、その後の土地利用、そして現在の東京の地形などについてお話しました。

今年も生徒の皆さんは非常に熱心で、活発なディスカッションをすることが出来ました。
また授業終了後に行ったアンケートでは、東京都の建造物と地形との関係を可視化して欲しいとの意見が多く、こうした情報を模型上にARで追加するシステムも今年はチャレンジしたいと考えております。


2015年3月12日木曜日

国連世界防災会議でブース出展を行います

更新が滞っておりまして申し訳ありませんでした。

明後日より仙台市で行われる、国連世界防災会議のパブリックフォーラムで模型のデモを行います。
場所は「せんだいメディアテーク」5階および6階展示場です(仙台市民図書館のある建物です)。
http://www.bosai-sendai.jp/

よろしくお願いします。

2015年1月30日金曜日

記事紹介:“地磁気データ”を使った屋内測位について

屋内での測位システムについては、G空間EXPOで触れて以来、非常に興味を惹かれておりますが、また新たな技術が確立された模様です。

野村総研が開発したNRIという技術は、地磁気データを使った屋内即位を実現します。
本来、屋内では地磁気が乱されがちですが、建物が持つ磁場特性のデータを加味した測位をするとのことです。

昨年お伝えしたibeaconについてもそうですが、比較的低コストで実現できる屋内誘導システムが普及すれば、災害時の避難誘導等にも役立ちそうですね。

NRIが“地磁気データ”を使った屋内測位を実証、誤差2m程度 
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20150129_685997.html

2015年1月19日月曜日

カンボジア・コンポンチャム州教員養成所での授業の様子2

http://blogs.yahoo.co.jp/gypfc534/33269520.html
ネイチャーセンターリセン公式サイト(リンク)
 


NPO法人ネイチャーセンターリセンの公式サイトに授業の様子を掲載して頂きましたので引用します。時系列順に、11枚の写真がアップされています。

1~2枚目:教員養成センター(RTTC)の地学・生物学実験室内で模型を用いた授業を行っている様子です。カンボジア全体の模型とRTTC周辺の模型に地形図・地質図・衛星画像をプロジェクションマッピングし、これを触察しながら地形や地質の特徴を掴んでもらいました。受講生の皆さんは全てRTTCに通う20歳前後~20代前半の学生さんです。来年もしくは再来年には教員免許を取得し、カンボジアの各地で理科教育に携わる予定とのことです。

3~6枚目:RTTC付近を流れるメコン川の河畔で実習を行っている様子です。プロジェクションマッピングに使用した模型を再び観察しながら、自分の現在位置、蛇行河川の様子と地形を把握してもらっています。模型によるイメージングの後は、紙の地図とコンパスを見ながら地図の判読方法についても学びました。また河川性堆積物の観察や粒度の測定、河川調査などについても簡単にお話しました。

7~11枚目:再びRTTCの敷地内に戻り、岩石のサンプリングと観察方法についても講義しました。とはいえRTTC周辺には露頭がないため、過去に山岳地帯から運ばれてきた転石を用いた実習となりました(露頭での実習は次年度以降の目標としました)。岩の砕き方、ルーペでの観察方法等などについても実地で学びました。

ネイチャーセンターリセンさんのご厚意により、3時間という比較的長めの授業時間を確保して頂きましたが、学生さんたちから熱心な質問が飛び出したこともあって、それでも時間が足りないほど充実した授業となりましたし、私自身も学ぶことが多くありました。同時に模型や授業内容に関する課題も色々と見えてきましたので、今後の改良に生かしたいと思います。

2015年1月18日日曜日

桜島の3D模型と砂絵教材



GSJ地質ニュース1月号に、桜島の模型と砂絵教材に関する記事が2件掲載されました。

1.桜島の精密地質模型を用いた地質図の空間認識とバーチャルジオツアー (口絵, PDF)
2.「桜島みたまま砂絵で地質図」砂絵地質図と3D 地質模型によるバーチャルジオツアー (PDF)

この教材は昨年の地質情報展で公開したもので、3Dの地質図を砂絵で作成し、砂絵と模型とを見比べながら地質の立体的な広がりを理解できる内容となっています。
これまで筑波山蔵王などで同様の記事を書きましたが、今回の記事では模型の俯瞰写真(人間の目線から見た写真)を掲載することで、より具体的に模型の活用方法がイメージできるようにしてみました。
この教材はいずれ全国のジオサイトを網羅するようなシリーズにできればと思っています。

2015年1月8日木曜日

NHKオンデマンドにて配信中です

1月1日に放送した「凹凸探検で謎解き!裸にしたいTOKYO」ですが、NHKオンデマンドでも1月15日まで配信される予定です。

またBSプレミアムでも、1月31日の午後1時30分より再放送予定です。
この機会にぜひどうぞ。
twitterや掲示板などでも実況が盛り上がっていたようで何よりでした。


2015年1月7日水曜日

「化石観察入門」がSLBA選定図書になりました

http://www.slba.or.jp/Common/CmnBiblioDetail.aspx?id=44448&mode=3

久々に化石の話題です。
化石観察入門が、一般社団法人学校図書館図書整備協会 (SLBA*) の選定図書になりました。
図書館向けの書籍として推薦していただいたことで、学校や教育施設での普及が一気に進みそうです。
化石や地学の魅力に目覚めて下さる方が増えるといいなと思っております。
これもひとえに出版社の方々、執筆協力者の方々をはじめとする皆様のご支援の賜物です。
改めて、厚くお礼申し上げます。

 
*SLBAの詳細についてはこちらをご参照ください。


 

2015年1月6日火曜日

日本地図学会に入会、論文投稿しました

皆様あけましておめでとうございます。
昨年は模型に関して非常に大きなイベントがいくつもあった年でした。これもひとえに皆様方のご支援の賜物です。改めて、厚くお礼申し上げます。

さて、表題にもありますとおり、昨年12月に日本地図学会に入会しました。
同学会の編集委員であり、地質標本館の先輩でもある目代様からお誘い頂きました。
また入会と同時に、論文も2本投稿中です。

ひとつは地下構造を表現できる積層型HiRPについて、もうひとつは先日放送されたNHKの番組など、映像メディアと連動した模型の活用方法、そして個人で作れる立体模型キットへのプロジェクションマッピングを通した学習効果などについてです。

NHKの番組が31日に再放送されますが、その前後には出版される予定です。結果的にテレビ番組と論文が同時進行で公開される形になり、学術系メディアミックスの面白い例になるのではないかと考えています。

文章だけでなく、写真もふんだんに使いましたので、模型の迫力がお楽しみいただける内容だと思います。出版日が決まりましたらお知らせします。

それでは皆様、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。


何も画像が無いのも寂しいので、論文に使用しなかった写真を貼ってみました。
桜島の等高線プロジェクションマッピングです。
この模型については近日中にGSJ地質ニュースでご報告します。


 

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