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2012年12月19日水曜日

サイエンスQ公開収録


Youtubeで予告映像を流していたラヂオつくばさんの「サイエンスQ」公開収録ですが、先日つくばみらい市の福岡小学校にて無事収録が終わりました。講演内容は「太古の地球と生き物たち」、対象は小学4,5,6年生の生徒さんたちです。
http://www.youtube.com/watch?v=NBKh0ilwW1A
学校の玄関には過分なお言葉が書かれた立て看板まで置いていただき、恐縮してしまいました。生徒さんたちは皆真面目で、日ごろの勉強熱心さがうかがえる様な鋭い質問が次々飛び出しました。非常に有意義な体験でした。

放送日やポッドキャストでの配信スケジュールは未定ですが、決まり次第お知らせします。

2012年9月25日火曜日

地質情報展報告

9月15~17日の3連休に大阪の長居公園で行われた「地質情報展2012おおさか」は無事終了しました。来場者人数については現在集計中との事ですが、過去最大規模であったことは間違いないと思います。お出でいただいた方はどうもありがとうございました。

お蔭様で立体地形図コーナーも好評でした。関西においても都市地質の関心がより高まっていることを実感しました。

2012年9月10日月曜日

「ラヂオつくば」の番組に2本出演します

ラヂオつくばで放送されている番組に出演させていただくことになりました。本日午後から収録が行われます。

一本目は「リサーチエクスプレス」という番組。つくばに住む研究者って一体何をしているの?というコンセプトで、日々の研究内容や日常生活についてお話します。

二本目は「サイエンスQ」という番組。つくば市や周辺地域の小中学校で授業を行い、その授業内容を放送します。

ラジオとインターネットの両方で公開が行われるようです。詳細は後日お知らせします。
またサイエンスQの公開前に、一分間メッセージというものを 収録してYoutubeで公開されます。こちらも後日アドレスをお知らせします。

追記:収録無事終了しました。担当の井上さんは非常に知識豊富で若々しく、アグレッシヴな方でした。とても良い刺激になりました!



2012年9月7日金曜日

「地質情報展2012おおさか」 開催

 9月15日~17日の三連休に「地質情報展2012おおさか」が開催されます!7つの体験コーナーと26の展示ブースがある大規模なものです。もちろん立体地質図も出展します。場所は大阪市立長居植物園内の「花と緑と自然の情報センター」です。ご家族揃ってぜひどうぞ。詳細はこちら
 私が担当する立体地質図は、展示番号26番の「数値標高モデルと3D造型機で作る精密地質模型」です。堅苦しいタイトルになってしまいましたが、気軽に立体模型を触りながら地質について学んでいただけるコーナーです。会場2Fの奥にいます。
 また、時間帯によっては1F体験コーナーの「ペットボトルで地盤の液状化実験」も担当しています(展示番号4番)。他にも様々な体験コーナーがあるので、休日のお出かけ先としてオススメです。皆さん是非お越し下さい。

2012年8月22日水曜日

筑波山ジオパークに関するお知らせ

急な話ですが、明日、つくば研究交流センター内国際会議場内にて「筑波山地域ジオパーク推進協議会」の旗揚げが行われます。公開講演会もあります。私も会場で立体模型を使用した発表をしますので、お近くの方はぜひどうぞ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120822-00000141-mailo-l08

2012年8月20日月曜日

34th IGC参加報告



 2012年8月5日から10日まで行われた第34回万国地質学会(The International Geological Congress: IGC)に出席してまいりました。IGCは4年に一度開催されている、地質学分野で最も影響力のある学会の一つです。
 日本のブースには世界中の方々が来てくださり、連日黒山の人だかりが出来るほどの賑わいになりました。本当に嬉しい事です。ブースには投影型立体地質図(特許出願済)を展示してありましたが、これに加えてG-everや地球化学図、そしてもちろん地質標本館の解説も置かれていました。

立体地質図に関しては世界中から問い合わせが殺到してしまいました。とても私一人では対応しきれませんので、これからはアウトソーシングも視野に入れた対応をしてゆく必要がありそうです。

素晴らしい機会を与えていただいた方々に心より御礼申し上げます。

2012年8月13日月曜日

旧ブログ画像アーカイブ







2012年7月4日水曜日

なんとか復活

職務上の理由からGoogleアカウントの統合を行ったところ、ブログの設定が行方不明になってしまいまして、一時は移転も検討しましたが、この度何とか復活いたしました。

日本・オマーン協会のサイトに掲載されました

お蔭様をもちまして地質標本館のオマーン展は無事終了しました。
ご来館いただいた日本・オマーン協会のサイトに私のメッセージを掲載していただきました。
お礼申し上げます。

2012年3月27日火曜日

母校来たる

福井県立藤島高校、武生高校の皆さんが、スーパーサイエンスハイスクールの研修の一環として標本館の見学に来て下さいました。藤島高校は私の母校ではないのですが、私の母の母校であり、また私の通っていた高志高校と同じ学校群だったので広義では我が母校と言えなくもない?高校です(ちょっと無理があるかな)。加えて武生高校も私の父の母校であり、両校とも非常に自分と縁が深い学校であるわけです。

嬉しくて思わず案内を担当させて頂きました。最近は学内に地震計を設置して観測などもやっているそうで、相変わらず福井の教育レベルは高いなーと感心した次第です。
http://www.fujishima-h.ed.jp/
http://www.takefu-h.ed.jp/risuuka/risuuka-ssh-top.html

2012年3月5日月曜日

「巨大筑波山モデルを作る」-その2- (2010年09月08日の日記を再録)



筑波大学学園祭で展示される巨大筑波山の製作過程を追った、シリーズ「巨大筑波山モデルを作る」、その第2回です(第1回は6月4日の日記をご参照ください)。学園祭まで今日で1ヶ月を切りましたので、そろそろ情報を小出しにして行こうと思います。

さて、第1回を書いてからはや3ヶ月が経ちました。
その間、学生さんたちと何度もメールのやり取りをして、モデルスケールや制作範囲、投影するデータなどについて話し合いました。

当初の予定では約一畳分(900mmx1800mm)のものを造形する予定でしたが、主に展示会場の広さ等の物理的制約により、2割ほど縮小しました(この辺りの事情は展示が始まってからお話しようかと思います)。

まぁ今日はとりあえず、切削を終えたばかりの三次元モデルをご覧下さい。
300mmx300mmのスタイロフォームブロックを、計12枚切削しました。
筑波山はいわゆる双耳峰と呼ばれる地形を呈し、二つのピークを持っているため、この部分を造形するのに技術的な苦労が色々とありました。
しかし削り終わったモデルを並べてみると、なかなかの迫力です。
これから四隅のバリを3次元プロッタのマニュアル操作で削り取り、一部をスタイロフォームの端材で補強していきます。

「巨大筑波山モデルを作る」-その1- (2010年06月04日の日記を再録)



*2012年2月26日までつくばエキスポセンターにて公開しておりました巨大筑波山立体模型のについてのお問い合わせを頂いていますので、その製作過程を記した当時の日記をアップします。この模型は本来、2010年の筑波大学学園祭での公開用に作成したもので、製作は同年の6月より開始しました。以下、詳細。
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まだ詳細は明かせませんが、ジオネットワーク筑波および筑波大学とのコラボ企画で、筑波山の巨大三次元モデルを下地とした、巨大ジオラマを作成する事になりました。10月の学園祭で公開予定です。手順としては私がまず三次元プロッタで巨大三次元モデルを作成し、その上に先生や学生さんたちが種々の筑波山にまつわる研究成果をジオラマ形式でデコレートしていく形になる…らしいです。まだ企画段階なのでよく分かりません。

今回挑戦するのは畳2畳分にもなる巨大なモデルです。
これまで作成した中で最大のものが30x30cmでしたので、今回のものはケタ外れです。まぁ学園祭企画なんですから、人目を引くにはそれぐらいのサイズが必要でしょう。

しかしそれなりの予算と人手を掛ける企画なので失敗は許されません。そこで、まず検討用模型として図のような30x22cmの縮小版を作成しました(縮尺、モデリング範囲はまだヒミツ)。そして今週の火曜日には本企画の幹部会議なるものが筑波大学で行われてたので、この縮尺モデルを携えて参加して来ましたよ。結果は大好評で、先生や学生さんたちにも3Dモデルの実態を掴めて頂いたようで良かったです。

幹部会の後は飲み会でしたが、やっぱり二十歳の人たちと飲むと勢いがあって良いですな。企画の中心になっている学生さん達というだけあって熱意も人一倍あり、非常に充実した話を交わす事が出来ました。

予断ですが、幹部会が行われた場所は私が博士研究の発表練習を幾度と無く繰り返した部屋でもありました。毎日のようにボコボコにされた思い出が鮮やかに蘇りましたですよ。

何はともあれ、企画はまだ始まったばかりです。
これから4ヶ月の間、これがどのように結実していくのかを問題の無い範囲で書いて行こうかと思っています。

2012年1月29日日曜日

現在ドバイ現地時間AM6時13分です。
初めて中東の地に降り立ちました。

2012年1月26日木曜日

また旅に出ます


今回のミッションではマントル由来の物質を調査するため、中東の砂漠をランドクルーザーで数百キロに渡って走破します。どんな旅になることやら。現地の回線を使えるデータ通信カードを入手しましたので、可能な限り砂漠から実況します。

2012年1月7日土曜日

筑波山モデルを更新





今朝完成したばかりの筑波山モデル最新版です。

造型範囲、DEM等は前回のものと同じですが、今回は縮尺が1/60250、モデリング時の解像度が従来日で6.25倍に向上しています。モデル寸法は258x150 (mm)。またモデリングを含めた総作業時間は21時間弱です。



普及用の小型モデルとしてこの寸法を採用しています。またこの寸法でどこまで解像度を上げられるかという実験的意味合いもあったのですが、思いのほか上手く仕上がりましたので、今後のロットではこの解像度を採用していく予定でおります。

ただマシンと工具に負担がかかるので、ランニングコストが若干上がる可能性がありますが・・・。










2012年1月6日金曜日

筑波大学学園祭での三次元モデル展示(2011年5月の日記を再録)

昨年、筑波大学およびジオネットワークとのコラボ企画として、三次元プロッタで造形した巨大筑波山モデルを筑波大学学園祭にて展示しました。

 筑波山はスタイロフォームを三次元プロッタで削りだしたもので、これを立体スクリーンとし、その上に学生さんたちと一緒に作った地形、地質、水文、土地利用状況その他の情報をプロジェクターで投影しました。展示は大盛況で、およそ1500人の方々に見ていただきました。
 そして本日、彼らの1年後輩にあたる学生さんたちを交えた話し合いを行った結果、今年の学園祭において再び筑波山モデルを展示することが決定いたしました。
今回のモデルは前回のものに比べ、より筑波山周辺地域にフィーチャーした内容になる予定です。工作精度も大幅に向上します。今から楽しみです。
展示会場は昨年と同じ、旧第二学群食堂になります。 ご興味のあるかたはぜひお出かけください。

追記:なお、本展示は学園祭来場者の方々の投票により、「ベストアカデミー賞を」受賞しました。皆さんおめでとうございます!

紹介記事
http://www.geonet-tsukuba.jp/past_event/432.html

2010年学園祭企画の紹介記事
http://www.geonet-tsukuba.jp/past_event/geonetearth2010.html

つくばエキスポセンターでの立体地形図展示

  • ちょっと宣伝です。 筑波大学学園祭の展示に立体地形図(地質図)を出品しました。
    三次元プロッタというPC制御の立体加工機械を用いて作った展示品です。
    日本の地質や防災、資源探査に関してもこの方法を使って各所で情報発信しておりますのでよろしくお願いいたします。 http://www.geonet-tsukuba.jp/past_event/432.html
  • もう一つ宣伝をお許しください。
    筑波大学学園祭に出展した2点の立体地形図(地質図)を、本日から来年の2月26日までつくばエキスポセンターにて展示します。特に大型立体地形はなかなかの迫力ですのでお近くの方は是非とも。会期中にどんどんコンテンツを追加していきます。
    http://www.expocenter.or.jp/?page_id=5958

ブログ設置

皆様無沙汰しております。これまであちこちに散逸していた研究、3Dモデリング、立体造形関連の情報をまとめるべく新しいサイトを立ち上げ、ブログもここに集約することにしました。ブログの内容については新しい記事に加えて、過去の記事からも備忘録代わりとして貼り付けることにします。なるべく有用な情報をご紹介してゆく予定ではおりますが、何分勉強不足ゆえ色々とお見苦しい文章をお目に書けることもあるかもしれません。あらかじめお詫び申し上げます。今後ともどうかよろしくお願いいたします。

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