About

2014年12月1日月曜日

立体地質模型 in カンボジア (12月10日~13日)

来週の12月10日~13日、カンボジアのコンポンチャム教員養成所(RTTC)で精密意立体地質模型HiRPを用いた講演を行います。

カンボジアでは歴史的経緯により、理科教員の数が極めて少なくなっておりました。
しかし昨今の急速な経済発展による国力の回復と、それに伴って発生した環境問題により、再び自然科学に対する関心が高まっています。

今回の講演ではこうしたニーズに応えるため、立体模型を用いたカンボジア全土の地質、メコン川流域の地形などについてRTTCに所属する学生の皆さんに講義を行います。
模型には衛星画像や地形段彩、One Geologyの地質図データをプロジェクションマッピングする予定です。

模型による観察のあとは、現地のメコン川流域でフィールドワークを行い、基本的な岩石の観察方法や地形のデータ化、河川調査の基礎的な方法などについてお話できればと考えています。

今回の講義が、HiRPの実質的な海外デビューとなります。
いささか緊張していますが、奮闘してまいります。

なお、今回の講演はNPO法人ネイチャーセンターリセンさんが行うカンボジア王国コンポンチャム中学教員養成所における実践的環境教育プロジェクトとして実施させていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

下図モデル:コンポンチャムを中心とした約80×123kmの地域
衛星画像

5m段彩図


 

0 コメント:

コメントを投稿

Share

Twitter Delicious Facebook Digg Stumbleupon Favorites More