二週間ほど前になりますが、Gizmodoに面白い記事がありました。
「驚愕! 3Dプリンターの失敗作品を一挙公開」
http://topics.jp.msn.com/digital/gizmodo/column.aspx?articleid=1898926
こういった失敗作品を公開するのは、素晴らしい試みだと思うのです。
三次元造型機が決して「魔法の箱」ではない事が良く分かります。
地質情報を立体化する際にも、モデルの精度や造型ピッチ、材料、工具の選定など、色々と考慮する事があり、まだまだ経験に頼らざるを得ない場面が多々あります。将来的にはこういったものも最適化、自動化されるのでしょうが、三次元造型機で新しい製品のプロトタイプを作り続ける以上は、人の手による細かい調整が常に必要になるかと思います。
記事中にもありますが、3Dプリンティングには技術や経験が必要となることを知ってもらう為の最も分かりやすいアウトリーチだと思います。実際のところ、「データ入力すれば自動で造形してくれるんでしょ?暇な時にパパッと作っちゃってよ~」といった依頼も結構あるという話を耳にしますんで・・・(涙)。三次元造型にかかる人的コストを少しでも理解して頂けるきっかけになれば嬉しいですね。
この企画考えた人に惜しみない拍手を送りたいと思います。
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