About

2013年12月4日水曜日

GSJシンポジウムとプロジェクションマッピング記事

 先週末は東京八重洲で行われたGSJシンポジウムにて、精密立体地質模型の展示をさせて頂きました。
 今回のGSJシンポジウムは「アカデミックから身近な地質情報へ」をテーマに、地質情報配信の実際や文献データの検索について、更に電子国土省を受賞した「地質図navi」の解説、防災面での応用など話題が多岐に渡り、盛況でした。
 八重洲という土地柄、という訳でも無いとは思うのですが、東京駅で行われたプロジェクションマッピングについてご存知の方が多かったように思います。デモスペースで模型をお見せすると「おっ、例のやつですね」という反応を返して下さる方が多く、説明をスムーズに行うことができました。

 ところで、先月のTech総研に「プロジェクションマッピングとエンジニアの接点」という記事が掲載されていましたのでご紹介します。昨年の東京駅でのイベントから今年のダイオウイカ関連までを網羅した総括的な記事ですので、プロジェクションマッピングについて改めて知りたい方にもお勧めです。

 この他にも、今年はプロジェクションマッピングに関する話題が例年にも増して豊富でした。
 例えばバンダイからは食玩タイプの投影機材「ハコビジョン」なども発売されました。こちらは国立博物館の特別展時と連動しているのが大きなポイントでした。
 また、東京ミッドタウンで開催されたNHK Eテレの「デザイン あ展」でも動的なプロジェクションマッピングを多用した展示が話題となりました。

 来年からは、より動的な投影を行う展示が増えてゆくと予想されます。Kinectに代表される動態検知機器も普及していることから、ユーザーの動きに反応するインタラクティブなプロジェクションマッピングも一般化してゆくのではないでしょうか。

 個人的には、G空間EXPOで展示した、GIS連動タイプの精密立体地質模型をより進化させたいと思っています。また、プロジェクターに頼らない屋外用の可視化システムも開発開発し、ジオパーク等での巡検に使用できればと思っております。

0 コメント:

コメントを投稿

Share

Twitter Delicious Facebook Digg Stumbleupon Favorites More