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2015年1月19日月曜日

カンボジア・コンポンチャム州教員養成所での授業の様子2

http://blogs.yahoo.co.jp/gypfc534/33269520.html
ネイチャーセンターリセン公式サイト(リンク)
 


NPO法人ネイチャーセンターリセンの公式サイトに授業の様子を掲載して頂きましたので引用します。時系列順に、11枚の写真がアップされています。

1~2枚目:教員養成センター(RTTC)の地学・生物学実験室内で模型を用いた授業を行っている様子です。カンボジア全体の模型とRTTC周辺の模型に地形図・地質図・衛星画像をプロジェクションマッピングし、これを触察しながら地形や地質の特徴を掴んでもらいました。受講生の皆さんは全てRTTCに通う20歳前後~20代前半の学生さんです。来年もしくは再来年には教員免許を取得し、カンボジアの各地で理科教育に携わる予定とのことです。

3~6枚目:RTTC付近を流れるメコン川の河畔で実習を行っている様子です。プロジェクションマッピングに使用した模型を再び観察しながら、自分の現在位置、蛇行河川の様子と地形を把握してもらっています。模型によるイメージングの後は、紙の地図とコンパスを見ながら地図の判読方法についても学びました。また河川性堆積物の観察や粒度の測定、河川調査などについても簡単にお話しました。

7~11枚目:再びRTTCの敷地内に戻り、岩石のサンプリングと観察方法についても講義しました。とはいえRTTC周辺には露頭がないため、過去に山岳地帯から運ばれてきた転石を用いた実習となりました(露頭での実習は次年度以降の目標としました)。岩の砕き方、ルーペでの観察方法等などについても実地で学びました。

ネイチャーセンターリセンさんのご厚意により、3時間という比較的長めの授業時間を確保して頂きましたが、学生さんたちから熱心な質問が飛び出したこともあって、それでも時間が足りないほど充実した授業となりましたし、私自身も学ぶことが多くありました。同時に模型や授業内容に関する課題も色々と見えてきましたので、今後の改良に生かしたいと思います。

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