About

2014年5月7日水曜日

(御礼)連合大会2014終了しました



今年も無事連合大会が終了しました。
私は主にGSJブースの出展と、アウトリーチセッションの座長を担当させて頂きました。時間的な余裕も少しだけあったので、自分の発表も行い、実りの多い学会となりました。

とはいえ、なかなか他のセッションを聞きに行くほどの余裕までは無かったのですが、ジオパーク関連のセッションに加え、UAVを用いたリモートセンシングのセッションもあり、非常に多彩な発表がなされていました。

UAVのセッションでは民生品のマルチコプターを用いた斜面崩壊の観測などを中心に、将来的には3Dプリンタを活用した取得データの可視化や検討方法などについても議論されており、興味深いセッションでした。

加えて、リモートセンシングに特化したマルチコプターの運用方法やメンテナンスに関するノウハウについてもかなり情報が蓄積されつつあるなと感じました。
セッション会場では防災科学技術研究所の別刷が配られていたので、引用しておきます。

内山庄一郎・井上 公・鈴木比奈子 (2014) SfMを用いた三次元モデルの生成と災害調査への活用可能性に関する研究. 防災科学技術研究所研究報告, 81,37-60.

井上 公・内山庄一郎・鈴木比奈子  (2014) 自然災害調査研究のためのマルチコプター空撮技術. 防災科学技術研究所研究報告, 81,61-98.


アウトリーチセッションでは、HiRPの活用例などについても発表して頂きました。勝山ジオパークの方々ありがとうございました。

ポスター会場では模型の展示を行いましたが、アジア航測の千葉さんのアイデアで溶岩の流下実験を行った所、地質図の通りに溶岩が流下するという驚きの結果を得ました。アナログ実験とプロジェクションマッピングを同時に行うというのも新しい試みでした。

懇親会でも、立体模型を活用した情報の可視化や、教育防災などについて熱い議論が交わされ、かなりのアイデアを貰うことができました。やはり勢いのある方々と定期的にお会いしてエネルギーを充填するのは非常に大事だと感じた会でした。

皆様有難うございます。近いうちにまたお会いしましょう!

0 コメント:

コメントを投稿

Share

Twitter Delicious Facebook Digg Stumbleupon Favorites More