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2013年8月20日火曜日

つくばサイエンスツアーバスの特別講演は無事終了しました

前々回の投稿でお知らせしましたつくばサイエンスツアーバスの特別講演ですが、本日無事終了しました。おかげさまで大変盛況でした。

特別講演は地質標本館の映像室で行われ、化石を用いたクイズや地層の話、そして今回初めての試みとなった書画カメラを用いた微化石の観察なども行いました。書画カメラの解像度とズームの性能が非常に高いことから、Uvigerina akitaensisの体構造も十分観察可能でした。さらにStainforthia feylingiなど、0.1mm程度の非常に微小な有孔虫化石群集についても、細かな構造の把握までは難しいものの、視認する事が出来ました。有孔虫の大きさや多様性について十分分かっていただけたかと思います。

その後は館内見学と、標本室での質疑応答を行いました。さすがに地質学への関心の高い方々が参加されるだけあって質問が途絶えることがなく、あっという間に2時間半が経ちました。当初の予定では時間が余ってしまうかと心配したのですが、全く杞憂に終わりました。とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

つくばエクスプレス沿線にお住いの方々も多かったと思います。これをきっかけに、東京方面からもより多くの方が標本館に来てくださればと思います。
皆さん本当にありがとうございました。

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