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2013年8月30日金曜日

等高線ワイヤーフレームモデルの投影画像

 1990年代にパソコン少年だった世代の我々にとって、CRTディスプレイの黒い背景に浮かび上がるグリーンのソースコードや3Dのワイヤーフレーム画像というのは、それだけで非常に刺激的な光景でした。かつてのPCは電源を入れればROM-BASICが立ち上がり、そこにベーマガに載っているプログラムリストなどを打ち込んで楽しんだものでした。

 写真の画像はそういった時代を懐かしみつつ、シャレで作ったモデルです。しかしながら以外にも現場でのウケが良く、各地のアウトリーチで使用しています。数値標高モデルから抽出した緑色の等高線を黒い背景に合成し、立体模型に投影してワイヤーフレーム調にしているだけなのですが、等高線が密になる箇所ほど見かけ上の輝度が上がり、傾斜が強調されることから、等高線と地形の凹凸を理解するのに非常に役立つという予想外の効果が得られました。

 もちろん正確な地形を理解するには、赤色立体地形図に代表される優れた地形図の投影が最適であることは言うまでもありません。しかしこういった手軽に生成できるコンテンツもそれなりに有効であることが分かりましたので、ご紹介しておきます。もしご興味のある方がいらっしゃいましたらご連絡ください。


ワイヤーフレームモデルの投影








5万分の1地形図の投影(比較用)




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