Febcafe 公式サイト
昨日、上野の科学博物館で行われている深海展の最終日に飛び込み、その後渋谷にあるFebcafeというお店に行ってまいりました。
Febcafeはレーザーカッターを中心とした各種の造型機が設置されているカフェスペースで、データの持ち込みによる立体造型を有料で行うことが可能です。
最近は普及型の三次元プリンタ"Cube"が体験できる店舗として雑誌等で紹介されることが多いですが、やはりメインとなるのはレーザーカッターによる高精度加工でした。ipadで作成したラインデータを刻印する体験コースもあり、初心者でも気軽に楽しめるようになっています。 Squareリーダーを介したipadでのクレジット払いにも対応していました。また、店内のスクリーンにはレーザーカッターを制御しているCAMソフトウェアの画面がプロジェクターで常に投影されており、処理内容を逐次知ることが出来る仕組みも実用的でした。
上記2つの造型機に加え、Rolandの卓上カッティングマシンも展示されており、またその隣に紙積層による富士山の立体模型が展示されていたのが印象的でした。
普及型の3Dプリンタの成果物も展示されていたのでじっくり観察することが出来ました。精度・寸法安定性とも想像していたよりは高いものの、やはり0.1~0.2mm積層では段々がかなり目立つため、精密立体地質図での導入はもう少し先になりそうです。今後普及が進み、より高精度なものが出てくることを期待したいと思います。
レーザーカッターに関してはほとんど知識がありませんでしたが、精度・静音性ともに素晴らしいものでした。レリーフ調の加工を行うには最高のツールかと思います。
こういった気軽に三次元加工を楽しめる施設がつくばにも出来ればと思います。イベントスペースとしても適したカフェでした。オススメです。今後、都内のもの作り関連施設を何軒か訪ね歩く予定ですので、また機会があればレポートしたいと思います。
0 コメント:
コメントを投稿