About

2013年9月24日火曜日

「地質情報展2013みやぎ」終了のご報告と、三次元造型機の話題1件

先日お知らせしました地質情報展2013は無事終了しました。

開催期間となった913日~16日の間は、台風の接近に伴って非常に厳しい天候となりましたが、2000人を超える方々にお越し頂きました。

会場にお越し下さった皆様、仙台市科学館の方々には心よりお礼申し上げます。また、Facebookの記事をシェアして下さった方々も有難うございました。

今回出展した蔵王砂絵地質図の工作コーナーは、お陰様でかなりの反響をいただきました。この砂絵地質図は、今年の初めに開発した筑波山の砂絵地質図の工作キットが予想外の高評価を頂いたため、砂絵シリーズの第二弾として、今回の地質情報展用に開発したものです。

会場では蔵王の地質解説を行いながら地質図を作成し、その後会場内に設置した精密立体地質模型を見ながら周囲の地質や地形についてより深くご説明しました。

会場で伺ったお話によると、地元の小学校で三次元プリンタの導入が既に始まっているとの事でした。どのような授業に使用するかまでは分からなかったのですが、非常に刺激的な試みだと思います。
小学校でも三次元造型の授業が行われる時代になり、DTMがより身近ものとなることは確実だと思います。そのような時代に何を作り、何が可視化できるのかを、標本館の視点から発信して行ければと思います。

追記:会場では「あまちゃん」に登場する三陸ジオパーク内の露頭についても数多くの質問を頂きました。私自身がドラマを全く見ないので、一般的な回答しか差し上げることが出来ず申し訳ありませんでした…。自分の不勉強を恥じるばかりであります。

0 コメント:

コメントを投稿

Share

Twitter Delicious Facebook Digg Stumbleupon Favorites More